子育て中のママ
日に日に大きくなる赤ちゃん。成長につれて赤ちゃんとの接し方も、
少しずつ変化していきます。
そんな日々のポイントを水分補給を中心にご紹介します。
日に日に大きくなる赤ちゃん。成長につれて赤ちゃんとの接し方も、
少しずつ変化していきます。
そんな日々のポイントを水分補給を中心にご紹介します。
離乳食をはじめると、うんちの状態が変わってきます。全体的に茶色っぽく固めになることが多いようです。また、食べたものが消化されずにそのまま出てくることもあります。そんな時は、調理の方法を見直してあげましょう。
うんちは、健康状態のサインです。心配な時は、ためらわずに病院へ。うんちのついたオムツ、または携帯などで撮影した画像を持っていくと医師も診断しやすくなります。
この頃になると、ママは月経が戻ってきます。母乳の場合は、月経が再開する時期が少し遅い傾向があります。月経は戻っても、必ずしも排卵をともなっているとは限りません。もしかすると何か他の原因で出血している可能性もあります。基礎体温をつけるなどして体調管理を心がけたいものですね。
体も小さく新陳代謝の激しい赤ちゃんは、腎臓の機能もまだ発達段階です。それだけ脱水症状になりやすいので、気をつけてあげてください。
・汗をいっぱいかいたり、あきらかに喉が渇いているようすのとき
・嘔吐や下痢が続いているとき
・便秘が続いているとき(水分不足で便秘になることもあります)
ただし、ぐったりとして元気がない、唇や肌がカサカサと乾いているなどの状態がみられたら、すぐに病院へ行きましょう。
離乳食が始まったことで、母乳やミルクが減り、水分が不足してしまうことがあります。そんな時は、母乳やミルクを多めにあげたり、スープや汁もの、白湯などで水分を補ってあげましょう
だんだん一人で歩けるようになり、動きも活発になっていく赤ちゃん。活動的になるにつれて汗をかく機会も増えていきます。でも、喉が渇いているかどうか赤ちゃんは自分で判断できません。体調が悪い時はもちろんですが、元気でも夏の熱い時や汗を多くかいている時は、喉の乾き具合にもママが気にしてあげましょう。
育児、家事、仕事…精神的なストレスや自由にトイレにも行けないほどの忙しさから、この時期、便秘に悩むママが少なくないようです。繊維質を積極的に食べる、適度な運動を心がける、おなか周りを温めるなど便秘にはいくつかの対策や予防法があります。いろいろ試して自分に合った方法を見つけてください。赤ちゃんのことが常に最優先の時期ですが、ママ自身の体調管理もしっかりと。
この時期の赤ちゃんに必要な水分量は、1日に体重1kgあたり100~120mℓとされています。つまり、10㎏の赤ちゃんは1日に1~1.2ℓの水分補給が必要ということになります。食事に含まれる水分もありますが、食事だけで1ℓ近くの水分は補えませんね。定期的に水分を補給させてあげましょう。
水分は、基本的にいい水や麦茶などで補給しますが、嘔吐や下痢をしている時や大量の汗をかいた後は幼児用のイオン飲料を。これは、汗とともに失った体内のミネラル分を補うためです。
汗をいっぱいかいた後の水分補給としては適している幼児用イオン飲料ですが、それはあくまでも特別な時。普段の水分補給に用いるのは要注意です。
その理由が、虫歯。pHの関係から、イオン飲料が長く口の中にあると虫歯になりやすいのです。だらだらと飲み続けた結果、虫歯が進んでしまう子どもが増えているそうです。子どもが好む味につくられたイオン飲料。お子さんが欲しがるかもしれませんが、習慣化しないように気をつけてください。また、寝る前にイオン飲料を飲んだ場合は、歯みがきを忘れずに。
ママの便秘対策としてもっとも手軽ですぐにも始められるのが、「朝、起きてすぐにコップ1杯の水を飲む」方法です。空っぽのおなかに水が入ることで胃や腸が刺激を受け、活動を開始します。また、脳の機能を目覚めさせ、代謝をアップさせる意味でもおすすめ。美肌づくりに良いという説もあります。